「会いたい…」人を好きになったら、誰しもが抱く想いです。しかも、口に出すと、より甘く切なくなって胸を締め付けてしまうもの。もしかしたら、お客さんもあなたに恋い焦がれているのかもしれません。
そういう気持ちもわかりますが、正直に言うと、リアルで会うことは考えられないこと。でも、大切なお客様ですし、その気持ちも汲みつつ、丁寧に断れれば良いなと頭を痛めていることと思います。
では、実際にはどのように断っているのか、それを紹介していきましょう。
これは、援助交際という名のオブラートに包まれた売春で、立派な犯罪です。ストレートに「犯罪行為は出来ない」と断ってください。 なんと言って断ってもいいと思います。あなたの価値を自ら下げるような愚かな行為です。絶対にやめましょう。「あなたを犯罪者にしたくないし…」と前置きする優しさを見せてもいいと思います。
常連さんに多い傾向です。あなたの人柄に引き付けられて、自分のものにしたいと迫ってくる場合です。誰であっても、好意を寄せてくれるのは嬉しいものです。しかし、しかし会うこととは話が別。よく来てくれるから、なるべくしこりは残したくないもの。理由を探して、会う機会をのはすのにも限界があります。会う会う詐欺等と言われるのも、しゃくにさわります。
早めに、「ここでお仕事している間は会えない」「事務所の人に禁止されている」と素直に説明しましょう。最悪、「罰則規定がある」「怒られる」「怒られた」と言ってしまってもいいと思います。
もはや理由なんて分かりません。チャット開始早々、突然「会いたい!!」と仰るお客さんです。いきなり「申し訳ありません」とお断りすると、無言で帰ってしまうので、ちょっと理由を聞いてみましょう。そのあとに、3のようにお断りしましょう。おそらく、二度と来ないと思われますので、あまり気にしなくても大丈夫です。
どんなに素敵な会話、楽しく魅力的でも、残念ながら、リアルでもその通りの人とは限りません。お客さんは基本的に姿が見えません。声も聞こえない場合が多いのです。そんな匿名性が高く、ほとんどなにもわからない相手と会うのは危険です。もしかしたら、運命の相手かもしれませんが、違った場合、誰も助けてはくれません。全て自分の責任です。
悪い人ばかりではないでしょうが、普通に出会い、相手のこともある程度わかっている時ですら犯罪に巻き込まれてしまうのです。 よく考えてください。もしかしたら、同じようなことを他の女の子にも言っているかもしれませんし…。
「これは仕事だ」「出会い系ではない」と言ってしまいたくなるときもあります。しかし、言ってしまうと一気に関係が壊れてしまいます。嫌なことを無理にする必要はありませんが、お客さんがいなければ成り立ちません。あくまで丁寧にでも、しっかりお断りしましょう。
「仲良くなってから…」なんて言い続けていると、いつか「裏切った!!」と言われてしまいます。どんな風であれ、好きになってもらうようにしているので、ある程度は仕方のないこと。お仕事を続けていくのであれば、お客さんを大切にしていきたいところです。